ドラゴンスネーク 情報まとめ
(Xenodermus javanicus,dragon snake)
<参考情報リンク>
<参考動画リンク>
湿 度
高湿度(約80%)を維持し、カビを避けるために適度に乾かすようにするまたカビを放置すると皮膚病を引き起こしてしまいます。
湿った場所と乾燥したところを作ると成功しやすい。片側を暖房するなどして場所によって温度に変化をつけるとよい。
床 材
腐葉土とココナッツ繊維が混ざったものがベストで潜れるようにするとよく、他にもソイルや赤玉土なども使用するとよい
ペットシーツ、水苔シェルター、魚を泳がせるスペースのようなシンプルな飼育環境での飼育も確認されているが失敗していることが確認。飼育者の多くはテラリウムを作っている。
エ サ
魚(グッピーや金魚)やカエル(ヨーロッパアカガエル,アカメアマガエル,ツメガエル等)オタマジャクシ、ミミズの捕食が確認されている。
(生態によって昼間はほとんど食いつかないことが確認)一般的なピンクマウスやカタツムリは食べない。
海外の飼育者は、「魚とオタマを主食にし、カエルを時々与える」などの飼育をしていると記述。
簡単な給餌はタッパーなどに魚を泳がせておくとよいとのこと。
給餌サイズは8gのカエルを飲み込むことが確認されている。
また餌を与える際に霧吹きして活性を促し、暗い場所で餌を与えるなどの方法もある。
※性別によっては給餌頻度が異なることも確認されている。(詳細は下記参照)
【メスの給餌】
24~26℃で10日に1回、6~7日に1回高い温度で給餌する。
メスは脱皮期間にも食べることが確認されている。
【オスの給餌】
24~26℃で10~14日に1回の給餌
成長につれて食べる量が少なくなる傾向があることも確認されている。
照明や暖房
平均温度:24~26℃(75~79°F)
昼間24~26℃(75~79°F)
夜間18~22℃(64~71°F)
上記のように昼間と夜間で温度勾配をつけるとよい。
29°C(84°F)より高い温度では吐いてしまうケースが確認された。
【海外飼育者に聞いた話】
部屋全体を24.4℃(76°F)で管理しており、ケージ内はそれと同じかそれより少し涼しい温度で管理しているのだとか。
ケージ内をほとんど見ないようにし、薄暗い場所で飼育しているとのこと。
その他
・いつも暗い部屋に蛇を飼育。
・高湿度(約80%)を維持し、カビを避けるために適度に地表を乾かすようにする。
・またカビを放置すると皮膚病を引き起こしてしまいます。
・湿った場所と乾燥したところを作ると成功しやすい。
・飼育時の酸素濃度や標高による気圧、餌の与えすぎなどのストレスにより死に繋がっているとも考えられる。
・雨季に2~4個の卵を産み、2ヶ月ほどで孵化することが確認されている。温度は約27℃で孵化。
学 名:Xenodermus javanicus(ゼノデルマス・ジャバニクス)
別 名:ミツウロコヘビ
英 名:Xenodermine Snake, Javan White-bellied Snake, Javanische Hockernatter
(ドイツ語:[o]はo-ウムラウト)
分 布:ミャンマー,タイ,マレーシア,インドネシア(スマトラ、ジャワ、ボルネオ)などの東南アジア
毒 性:無毒
全 長:オス約40~80cm メス約40~60cm程度
寿 命:10年以上
脱 皮:2~3ヶ月に1回程度
ケージ:60×40×40程度
値 段:約 3 万(イベント価格)※前後する可能性有
ドラゴンスネーク
ドラゴンスネークXenodermus javanicusにおける性染色体の識別と核型解析
系統Colubroideaの進化したヘビの中では、ヘテロクロマチックWを有する高度に分化した異型ZZ / ZW性染色体が基本原理であり、他のヘビ系統は一般にこれらの特徴を欠いている。初めて、本発明者らは、竜巻、Xenodermus javanicus、分化した性染色体の有無にかかわらず蛇系統の間に系統発生的に入れ子されている脊索動物科の一員である。ほとんどのヘビは2n = 36の安定した染色体数を有する核型を有するが、ドラゴンシェイクは2n = 32個の染色体を有する異常な、誘導された核型を有する。本発明者らは、ヘビ状のWを有するヘテロ形態のZZ / ZW性染色体がドラゴンズェネに存在することを見出した。これは、ヘビにおける高度に分化したW性染色体の出現が、Penatidae、Viperidae、Homalopsidae、Lamprophiidae (Elapidae)、およびコルブリダ(Colubridae)。間質性テロメア配列の蓄積はヘビにおいて過去に報告されていないが、テロメアプローブを用いたFISHを用いて、6対の常染色体ならびにドラゴンシェイクのW性染色体でそれらを発見した。先進ヘビと同様に、ドラゴンシークの性染色体は、(GATA)nシーケンス。この結果は、ヘビにおける性染色体の分化を、Xenodermatidaeと他の進化したヘビ、すなわち約40-75 myaとの間の分裂に戻すことを容易にする。
©2015 S. Karger AG、バーゼル
参考リンクkargerから直訳文を転載
まとめ
①東南アジアに分布。
②非常に変わった形態のナミヘビの一種で夜行性。
③体色は紫がかった灰色で、ヤスリの目のような細かい鱗に覆われている。背面に大型の鱗からなる3本のキールがある。
④標高1650ftから3600ft(500〜1100m)で多く目撃されており、最高で1300mのところでも発見されている。
⑤5~10cm程度の地中で生活していると言われている。
⑥文献上ではカエル食べると記述されており、飼育下ではカエル、魚、オタマジャクシを食べることが確認されている。
⑦雨季に2~4個の卵を産み、2ヶ月ほどで孵化することが確認されている。温度は約27℃で孵化。
⑧危機を感じると死んだフリをすることも確認されている。
⑨地中性が強く、田んぼや水辺周辺で活動している。
⑩高湿度での管理が必須
※まだまだ飼育方法が確立されていない為、ここにある情報が正しいとは限りません。
